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USB1の起動メディア(一時的)から起動する

  

起動メディア(一時的)からのMX Linuxの起動

USB1に作成した起動メディア(一時的)からMX Linuxを起動しましょう。 なお、言語を日本語に切り替えて起動を行います。

ただし、Windowsとは違い、Linux系OSはどのPCでも動作するとは限りません。 用意したPCでMX Linuxが起動しない場合には、別のPCを用意するしかありません

起動メディア(一時的)からの起動

USB1に作成したMX Linuxの起動メディア(一時的)をUSBポートにセットし、PCの電源を入れます。 なお、USBフラッシュメモリからPCを起動させるための手順はPCによって異なります

USBフラッシュメモリからの起動方法について

何も操作しなくてもUSBフラッシュメモリから起動するPCもあれば、F12キーなどの特定のキーを押すことでUSBフラッシュメモリを起動元として選択できるようになるPCもあることでしょう。

また、USBフラッシュメモリを検知して "USBから起動するには何かキーを押してください" というメッセージを表示し、一定時間内に何かキーを押した場合だけUSBフラッシュメモリから起動するPCもあります。

お使いのPCのUSBフラッシュメモリからの起動方法がわからない場合は、"<PCの機種名> USBから起動" のようなキーワードでGoogleなどの検索サイトで検索してみてください。

MX Linuxの起動に成功すると起動メニューが表示されます。 PCのファームウェアインタフェースが UEFIかBIOSかで起動メニューは異なります。 それぞれ手順が異なりますので、お使いのPCに合わせて実施してください

 

上図のように画面左下に "UEFI" と表示されていればUEFIで、そうでなければBIOSです。

  
何も操作しなくても、60秒が経過すると自動的に起動が開始されてしまいます。 なお、キーボードのカーソルキーの上()やキーボードのカーソルキーの下()を押すとカウントダウンは停止します。

ファームウェアインタフェースがUEFIの場合のMX Linuxの起動手順

ファームウェアインタフェースがUEFIの場合の起動手順です。 言語を日本語に切り替えて起動を行います。

1. Language - Keyboard - Timezone を選択
1. Language - Keyboard - Timezone を選択

上図のようにメニュー項目の "Language - Keyboard - Timezone" を選択してEnterキーを押します。

2. Language (lang=en_US) を選択
2. Language (lang=en_US) を選択

上図のように "Language - Keyboard - Timezone" メニューが表示されます。 メニュー項目から "Language (lang=en_US)" を選択してEnterキーを押します。

3. lang=ja_JP: 日本語 - Japanese を選択
3. lang=ja_JP: 日本語 - Japanese を選択

上図のように言語の一覧が表示されます。 一覧から "lang=ja_JP: 日本語 - Japanese" を選択し、Enterキーを押します。

4. メインメニューへ戻る
4. メインメニューへ戻る

上図のように "lang=ja_JP" / "kbd=jp,us" / "tz=Asia/Tokyo" が設定されていることを確認します。 確認したらメニュー項目の "<=== メインメニューへ戻る" を選択し、Enterキーを押します。

5. MX Linuxの起動を実行
5. MX Linuxの起動を実行

上図のようにメインメニューに戻ります。 最初から選択されている "MX-23.6 x64 (April 13, 2025)" を選択してEnterキーを押します。

  
何も操作しなくても、60秒が経過すると自動的に起動が開始されてしまいます。
6. MX Linuxの起動が開始される
6. MX Linuxの起動が開始される

上図のようにMX Linuxの起動が開始され、起動の進捗が表示されます。 何もすることはありません。 ただ待つのみです。

7. MX ウェルカム画面が表示される
7. MX ウェルカム画面が表示される

上図のように起動に成功するとMX ウェルカム画面が表示されます。 この画面が表示されたということは、とりあえずMX LinuxがこのPCで動きそうだということです。

8. MX ウェルカム画面を閉じる
8. MX ウェルカム画面を閉じる

上図のようにMX ウェルカム画面には、ユーザ "demo" のパスワードが "demo" であること、特権ユーザである "root" のパスワードが "root" であることが表示されています。

内容を確認したら[閉じる]ボタンを押して画面を閉じましょう。

ファームウェアインタフェースがBIOSの場合のMX Linuxの起動手順

ファームウェアインタフェースがBIOSの場合の起動手順です。 言語を日本語に切り替えて起動を行います。

1. F2キーを押す
1. F2キーを押す

上図のように画面下部にメニューが表示されます。 言語を切り替えますのでF2キーを押します。

2. 日本語を選択
2. 日本語を選択

上図のように言語の一覧が表示されます。 一覧から "日本語" を選択し、Enterキーを押します。

3. MX Linuxの起動を実行
3. MX Linuxの起動を実行

上図のように最初から選択されている "MX-23.6 x64 (April 13, 2025)" を選択してEnterキーを押します。

4. MX Linuxの起動が開始される
4. MX Linuxの起動が開始される

上図のようにMX Linuxの起動が開始され、起動の進捗が表示されます。 何もすることはありません。 ただ待つのみです。

5. MX ウェルカム画面が表示される
5. MX ウェルカム画面が表示される

上図のように起動に成功するとMX ウェルカム画面が表示されます。 この画面が表示されたということは、とりあえずMX LinuxがこのPCで動きそうだということです。

6. MX ウェルカム画面を閉じる
6. MX ウェルカム画面を閉じる

上図のようにMX ウェルカム画面には、ユーザ "demo" のパスワードが "demo" であること、特権ユーザである "root" のパスワードが "root" であることが表示されています。

内容を確認したら[閉じる]ボタンを押して画面を閉じましょう。

  
  

まとめ

USB1に作成した起動メディア(一時的)からMX Linuxを起動します。 言語を日本語に切り替える必要がありますが、手順はUEFIとBIOSとで異なります。

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