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新たな標準ユーザの追加と初期の標準ユーザ(demo)の削除

新たなユーザの追加

まずは新たなユーザの追加から実施します。 付属のツールであるMX ユーザマネージャを利用します。

上図のように(1)のアプリケーションメニューをクリックし、(2)の "MX ツール" にマウス()を乗せ、(3)の "MX ユーザマネージャ" を実行します。

上図のようにMX ユーザマネージャが開きます。 "ユーザアカウントの追加" の各項目を以下のように入力します。

"このユーザにシステムの管理権限を与える (sudo)" には必ずチェックを入れてください。

入力内容に間違いがないことを確認したら、[適用]ボタンを押して次へ進みます。

上図のようにパスワードの入力を求められます。 この作業はシステム管理作業であるため、パスワードが求められているというわけです。

パスワード(P)に "demo" と入力し、[認証する(A)]ボタンを押します。

上図のようにユーザの追加に成功したことが表示されます。 [OK]ボタンを押してください。

続いて、追加したユーザに自動ログインの設定を行います。

上図のようにオプションタブをクリックします。

上図のようにオプションタブに切り替わります。 "変更するユーザ" で追加したユーザを選択し、"自動ログインの設定変更" に "自動ログイン" を選択して[適用]ボタンを押します。

上図のようにパスワードの入力を求められます。 理由はもちろん、システム管理作業であるためです。 パスワード(P)を入力し、[認証する(A)]ボタンを押します。

上図のように自動ログインの有効化に成功したことが表示されます。 [OK]ボタンを押してメッセージを閉じます。

上図のように[閉じる]ボタンを押してMX ユーザマネージャを終了します。

ではここで、システムを再起動します。 新たに作成したユーザで自動ログインされることを確認するためです。

上図のように画面左部にあるパネルの[ログアウト]ボタンを押します。

上図のようにログアウト画面が表示されますので[再起動(R)]ボタンを押します。

なお、再起動の前に永続化領域への保存の処理が行われます。

上図のように変更点(差分)を永続化領域に保存するかどうかを聞かれます。 保存しないとせっかく追加した標準ユーザが消えてしまいます。 y を2回入力して保存してください。

永続化領域への保存が完了すると、PCが再起動します。 その際も忘れずに言語を日本語にし、永続化を有効にして起動してください。

上図のように起動に成功するとMX ウェルカム画面が表示されます。 不要ですので[閉じる]ボタンを押して画面を閉じましょう。

上図のようにアプリケーションメニューを開きます。 アプリケーションメニューの上部に表示されているユーザIDが、新たに追加したユーザのユーザIDであることを確認します。

不要なユーザ demo の削除

続いて、初期の標準ユーザである demo の削除を行います。 ユーザの削除もMX ユーザマネージャから行えます。

上図のようにMX ユーザマネージャを開きます。 "削除するユーザ" に "demo" を選択し、"ユーザのホームディレクトリの削除" にチェックを入れ、[適用]ボタンを押します。

上図のように続行してもよいかを聞かれます。 [はい(Y)]ボタンを押して続行しましょう。

上図のように認証が求められます。 パスワード(P)に追加したユーザのパスワードを入力し、[認証する(A)]ボタンを押します。

上図のようにユーザの削除に成功したことが表示されます。 [OK]ボタンを押してメッセージを閉じます。

上図のように[閉じる]ボタンを押してMX ユーザマネージャを終了します。

次の記事からはいよいよカスタマイズ

次の記事からは、いよいよカスタマイズを行います。 このままカスタマイズ作業に入るなら、システムは起動したまま次の記事へ読み進んでください。

一度中断する場合は忘れずに、

1. システム終了時に差分を永続化領域に保存する
2. 次回起動時に永続化を有効にして起動する

を実施してください。